小児がんは、適切な治療により全体の7割が治癒する一方、抗がん剤や放射線治療により、発育・発達障害、二次がん等の晩期合併症が多く発生しています。 がん細胞に対してピンポイントで照射できる陽子線治療は、そのリスクを最小限に押えた治療法です。

本施設は、県内唯一の小児専門病院であり「小児がん拠点病院」でもある県立こども病院と一体となった小児がん患者への陽子線治療をその最大の特長に、全国屈指の粒子線治療実績を持つ県立粒子線医療センターの附属施設として、成人も含めたあらゆる年代の患者に陽子線治療を提供する施設として整備を進めています。

施設計画 詳細

建設場所

神戸市中央区港島南町1丁目
※県立こども病院南隣

構造規模

敷地面積 3,050.44m2
鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上4階

スケジュール

平成26年度基本設計
平成27年度~実施設計、建設工事
平成29年8月建物竣工(予定)
平成29年12月開設・治療開始(予定)
建設場所